
沐浴の注意点や準備、手順は沐浴方法・手順のページでもご紹介しましたが、ここでは体の各部位の詳細なお手入れ方法をご紹介します。
お手入れの基本は「すばやく・優しく・ていねいに」。最初は焦ってしまうこともあるかもしれませんが、そのうちに体が覚えてしまうものなんです。あんまり気負い過ぎずに、赤ちゃんが清潔で気持ちよくなるように意識していれば大丈夫です。
赤ちゃんの肌はデリケートなため、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)などができやすいのです。石けんを使う場合は泡が目に入らないように注意してください。ガーゼにお湯を浸して拭い、石けんが肌に残らないようにしましょう。
赤ちゃんの体には、深いくびれやしわ・溝があります。しわを完全にのばして奥まできちんと洗いましょう。
大人の指の大きさはこのような場所を洗うのに一番適しているんです。指輪などを外した状態で優しく指をすべらせましょう。くれぐれも赤ちゃんを引っ掻いてしまうことのないように。
赤ちゃんは一日中オムツを着けていて、うんちやおしっこと直接接しています。汚れはしっかりと拭ってあげましょう。
また、オムツで覆い続けることによって大量の汗をかき、蒸れてあせもができやすい状態になっています。オムツによるかぶれができている場合は、お湯で拭ったあとに市販の塗り薬などを塗ってあげてください。万一あせもやかぶれが悪化してしまったら、皮膚科に相談することをおすすめします。
赤ちゃんとお母さんをつないでいたおへそ。へその緒が取れてからも、こまめな掃除と消毒が必要です。
沐浴後に綿棒で汚れを拭ったら、指を使ってアルコール消毒をします。より汚れを取りやすくするためには、沐浴前にベビーオイルなどをぬって軽くマッサージをするといいでしょう。
沐浴後は耳あかがふやけて取れやすくなっているので、お手入れのチャンスです。沐浴中に入ってしまった水分を拭き取り、綿棒で優しく耳掃除をしましょう。
ここで大事なのは、絶対に耳の奥まで入れないこと。入り口付近の汚れを拭ってあげるだけで十分です。
赤ちゃんは鼻が詰まっていても自分で鼻をかむことができません。いやがったりくすぐったがることもあると思いますが、これも赤ちゃんがあとで苦しまないため。鼻の穴に沿って綿棒をくるくると回し、汚れを拭ってあげましょう。
奥まで入れてしまうと粘膜を傷つけてしまうので、見えている部分だけで大丈夫です。
ガーゼを綿棒や指に巻き付けて、まぶた全体を目尻から目頭へ向かって優しく触れる程度に拭います。目やにもしっかりと。
赤ちゃんとしっかりと触れ合うことのできる沐浴は、お父さんも参加しやすいようです。
沐浴では赤ちゃんを支えている時間が長いため、力のある男性が頼りになるんです。普段はできない体のチェックをお父さんができるというのもポイント。沐浴は短時間ですばやく済ませなくてはならないものだから、お父さんとお母さんのコンビプレイ、というのもいいですね。